「頭のいい子を育てるおはなし366」は何歳から?《実録》2歳から楽しめる!絵本から図書へのステップアップ法

子育て

こんにちは、てんてです。

娘が1歳ごろから「絵本の読み聞かせ」を続け、2歳10か月頃には「頭のいい子を育てるおはなし366」(ほぼ文字ばかり)を楽しめるようになった体験をまとめました。

※楽しめる=「100%の理解は出来ないけど、最後まで集中して聞き、読み終わりに感想を言う」ということを前提に話を進めていきます。

てんて
てんて

ほぼ文字だけということは耳から入る言葉で物語を

理解しなくてはならないという事。

てんて
てんて

集中力も必要になります。

今回は「文字ばかりの本」を楽しく読めるようになるステップアップ法をまとめたいと思います。

いきなり読んでも理解が難しいので、大切なのはポイントをクリアしながら子どもと楽しく進めていくことです。

さらに娘にも読んでいるおすすめの本を紹介したいと思います。

難しい本に挑戦したきっかけ

こんなタイトルを付けていますが、私は難しい本を早く読みたかったわけではありません。

きっかけは私の思い違いで「主婦の友社 頭のいい子を育てるおはなし366」という本を購入したことです。

てんて
てんて

めっちゃ良さそうな本発見!

頭のいい子になったらいいな~

てんて
てんて

どんな内容かわからないけど購入☆

※娘は当時1歳(笑)

タイトルに惹かれ、中身のわからないままAmazonで購入

開いてビックリ、文字ばかりの想像以上にレベルの高い本でした。

当然、1歳児の娘に読み聞かせても難しすぎるためしばらく封印することに。

てんて
てんて

絶対4~5歳頃からじゃなきゃ楽しめないよ!

2歳半過ぎてから文字数の多い絵本を読むようになり、もしかして今なら?!とあの本を解禁―!!

娘

おもしろ~い!

(かくかくしかじか話の感想)

てんて
てんて

よ、読んでも良さそう!!?

「絶対に無理だ!」と思っていた本を3歳前から読み聞かせることが出来ました。

絶対に理解できない、本が嫌いになったら困るという不安は「面白い」という言葉で見事に払拭されました。

成長と読み聞かせで確実に言語力を身に着けているなと感じ「文字ばかりの本」も読み聞かせに取り入れることに決めました。

てんて
てんて

きちんと感想まで丁寧にくれたので一安心。読めそう。

まずは文字・絵本になれる

娘が本格的に読み聞かせを始めたのは1歳過ぎで、夜の就寝サイクルをつくることが目的でした。

赤ちゃん用の「擬音」や「言葉の繰り返し」絵本からスタートし、簡単で少ない文章の絵本などたくさん読みました。

『絵本を読む=就寝』のサイクルが確立するまで時間もかかり、時には10冊読むことも。

もうすぐ3歳の今では、「3冊読んで就寝」の流れが出来ています。。

てんて
てんて

長い物語は集中が切れないように

2話までとしています。

楽しく「読み聞かせ」を続けるコツとしては、子どもに絵本を選んでもらうことです。

てんて
てんて

今日は何の絵本を読もうか、3冊選んでね!

選んだものが0~2歳用の絵本でも、そのまま1冊カウントです。

本人の読んで欲しい本を優先しましょう。

何度も繰り返し読む

「一度読んだから、もういいか」とはならず、子どもは何度でも、長い期間、同じ絵本を楽しめる天才です。

読み手が先に飽きてきてしまいます。

よく図書館に絵本を借りに行きますが、8冊ほど借りて返却までの2週間はこれらを繰り返し読み続けます。

てんて
てんて

読みすぎて、娘が覚え読みしています。

いろんな物語を聞く

中古で買う

我が家は始め、家に絵本がなく増やす事から始めました。

ありがたい事に出産後に地域から絵本をいただきましたが、それも3冊。

「足りないよな~」と書店に行くも1冊の値段が高い。

なにを読めばいいのか、子どもが聞いてくれるのかわからないのに1,000円近くする絵本を買うのは…渋ります。

そこで、抵抗がなければ「古本」で購入することをおススメしたい!

中古に並ぶ絵本は安価な事はもちろん、たくさんある中から選ばれて購入された絵本という事なのです。

さらに冊数が少ないので、選択肢が狭まりとても選びやすい!

てんて
てんて

冊数が少ないのは良いのか、悪いのか…(笑)

私には選びやすかった!

図書館で借りる

どの絵本を選べばいいのかわからない、絵本を増やしたくないという方は図書館で借りましょう。

図書館には様々な種類の絵本があり、自分では絶対買わないと思う絵本も見られるので、試し読みにはとても重宝します。

どれを選ぶか迷った時は、平積みや面陳列など絵本の表紙が見えるようにレイアウトされた図書館のおすすめを選ぶのが良いでしょう。

我が家も面陳列棚からゴソっと借りてくることがあります。

あとは、実際に図書館で読んでみて、もう一度!まだ見たい!と興味の持てた本を積極的に借りるようにしています。

子ども自ら選んだ絵本の他に、パパやママが子どもに読んであげたい絵本も一緒に借りてくると絵本時間をより楽しいものにできますよ。

てんて
てんて

お気に入りの絵本がいつでも読める事は良い事なので、

家にも数冊はあるといいと思います!

絵本から物語へ

簡単な言葉の繰り返しや、易しい内容に慣れてきたら「物語」を取り入れてみましょう。

実際に娘に読んでいる絵本ですが、

イソップ童話

学研 名作よんでよんで イソップどうわ25話

「うさぎとかめ」、「金の斧 銀の斧」、「ライオンとねずみ」と色々なお話が入っており、比較的優しい文章で始めやすいです。

1つのお話を1冊とカウントして、寝る前には3話を読んでいます。

内容はこんな感じ。文字数が少なく約3ページで1話になっています。

収録内容

うさぎとかめ、金のおの ぎんのおの、北風とたいよう、ありとキリギリス、よくばりな犬、ライオンとねずみ、きつねとぶどう、ひつじかいとおおかみ、町のねずみといなかのねずみ、きつねとつる、かえるとうし など

日本昔話

同じく、

学研 名作よんでよんで 日本の昔ばなし20話

こちらは「イソップどうわ」よりも、1話ごとの文章が長めです。

集中力がついてきたら、ちょっとだけ長い物語を読んでみるのがいいと思います。

「ももたろう」、「かぐやひめ」などメジャーなお話を楽しむことができますよ。

てんて
てんて

親の方が懐かしく楽しくなるかも

内容はこんな感じ。文字数が多く、3~4ページで1話になっています。

収録内容

ももたろう、かにむかし、おむすびころりん、うらしまたろう、かぐやひめ、したきりすずめ、きんたろう、花さかじいさん、つるのおんがえし、三まいのおふだ、いっすんぼうし、ぶんぶくちゃがま など

おすすめは1冊に20~25編ほどあるものです。

1冊あれば十分に楽しむことができ、その日の気分に応じて物語を読むことができます。

短い文章に割愛されていますが、全体を捉えて理解するには丁度良い長さだと思います。

最後まで子供が飽きることなく読めます。

イソップ物語や日本昔話はずっと愛されているお話しなので、ぜひ子どもに読んで欲しいです。

てんて
てんて

私は現在の仕事がら、お年寄りと会話しています。

受け継がれるほど大切な日本昔話は皆が知っている為

クイズでは世代関係なく盛り上がれます。(笑)

物語をステップアップ

おすすめは「頭のいい子を育てるおはなし 366」です。

1ページに1話の構成になっており、字は少し小さめですが簡潔にまとめられている文章が読みやすいです。

ページ下部には物語から学ぶ教訓や読み方のアドバイスが「POINT」として掲載されています。

下の「うさぎとかめ」のように「イソップ物語」は易しめで「伝記」や「世界の名作」などが難しいと感じます。

収録内容

【日本昔話】

十二支のお話、サルカニ合戦、おむすびころりん、浦島太郎

【日本の名作】

雪渡り(宮沢賢治)、雪女(小泉八雲)、走れメロス(太宰治)、ごんぎつね(新見南吉)

【世界の昔話】

三匹の子ブタ(イギリス)、火の鳥(ロシア)、魔法使いの弟子(ドイツ)、三蔵法師のお供(中国)

【世界の童話】

金のおの銀のおの、ウサギとカメ、長靴をはいた猫、人魚姫

【世界の名作】

星からきた王子様(サン・テグジュベリ)、あしながおじさん(ウェブスター)、くるみわり人形(ホフマン)

【伝記】

研究に命をささげた野口英世、クリミアの天使ナイチンゲール、発明の魔術師エジソン

【日本の詩】

じめん(まど・みちお)、かっぱ(谷川俊太郎)、雨ニモマケズ(宮沢賢治)

【落語】

じゅげむじゅげむ、死神、だくだく、まんじゅう怖い

てんて
てんて

これだ!!というより、このシリーズという感じ。

こちらは『脳科学おばあちゃん久保田カヨ子先生の誕生から歩くまで0~1才脳を育むふれあい育児』で有名な久保田カヨコ先生の推薦図書で、シリーズ累計100万部突破している本です。

てんて
てんて

こんな気になるタイトルの本、購入しちゃうよね。

…早すぎだけど…

1日1ページ(1話)を3分で読める

☆読んだよカレンダーにシールが貼れてヤル気UP

心・知・脳を育み、成長に合わせて長く読める

絵本と比較すると文字と単語の数が圧倒的に多く、語彙力のアップが期待できます。

てんて
てんて

ネットで購入する方へ。

物語が詰まっていて本が分厚いのでご注意を。

読み聞かせは膝に置いてしてください(笑)

気になる進め方は以下の通りです。

①イソップ童話や日本昔話から読む

「頭のいい子を育てるおはなし366」には昔話や童話、落語、詩などバラエティに富んだ物語が揃っているため、まずは子どもの知っているお話から読んでみましょう。

童話や昔話は短く割愛されているので読みなれたものとは結末が異なる場合があります。

その分、話全体を理解しやすくなっているので、すんなりと理解できるでしょう。

②なれたら他の物語に挑戦

童話や昔話で慣れてきたら、新しい物語です。

始めは挿絵を見せて決めてもらうなど、子どもが興味を持てるように工夫していくといいでしょう。

理解度を確認しながら進めていく

理解して聞いているのか、わからないけど大人しく聞いているだけなのかを確認しながら進めていきましょう。

読み終わりなどに物語について子どもと話す時間を作ります。

また、物語の最中に「これは?」などと子どもが質問して来たら、きちんと説明することをおススメします。

言い回しや初めての言葉に触れるので、子ども自身も気になることが多い様子。

言葉の意味を丁寧に教えてあげることで、物語を理解し、言語力の向上に繋がります。

理解が難しい様子なら簡単な物語から始め、同じものを繰り返し読むようにすると早く慣ますよ。

てんて
てんて

この話面白かったよね~、もう1回読もうか!

まとめ

夜に親子コミュニケーションの時間を楽しんでいるだけなのに、いつの間にか「ほぼ文字だけの本」を楽しめる子どもになっています。

絵本が楽しいとわかると「自分で読みたい!」という気持ちが芽生え、「文字」に対する興味が強くなります。

「ひらがな」を始めるきっかけにも。

てんて
てんて

娘は2歳後半から「ひらがな」が読めるようになってきました。

(※追記:3歳1か月でカタカナもほぼ完了しました)

てんて
てんて

それが遅いか早いかは別にして、

文字への興味関心を持つことが大切。

絵本も自分でゆっくり読んでいます。

読み聞かせは本当に良い事づくしです。

いつから始めてもOKなのが最大の特徴!

ぜひ今日から始めてみてはいかがでしょうか?

また、すでに読んでいる方は子どもの力を信じてレベルUPしちゃいましょう!

てんて
てんて

最後までお読みいただきありがとうございました。

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